本会は１９８１(昭和５６)年創立以来、一貫して知的障害者を主とした障害者の就労や継続した地域生活自立を支援してきました。
　
入所更生施設から始まり、通勤寮の設置、雇用された職場先との調整や定着相談、生活寮の開設と運営、日常生活の支援、余暇指導、保健支援など行い、離職対策としてはその後も継続した生活が可能となるようしっかりと生活の糧(工賃)が入る小規模作業所や授産施設などを開設してきました。
障害者の就労は事業開始以来３５０人を超え、現在も１００人を超える就労が継続されています。
障害者の結婚にも積極的な支援を行い、現在も４０数組のご夫婦が支えあって暮らしています。
こういった自立後を継続してしっかりと支えていくことが本会の特長です。
　
２０００年の介護保険導入の際には介護事業にも参入し、地域の高齢者の在宅生活を支える役割を担っています。
自立支援法施行の際も、いち早く法人全体で一体的に新体系に完全移行を果たし、利用者への不利益が生じないように配慮しています。移行後４年を経過して一応の成果が実感できています。